筆あそび-皺こよみ-

December 24th, 2015

12/24/2015

コメント

 

クリスマスイヴ、
教会のキャンドルサービス。
​
牧師は迷える子羊達に語りかける。
迷える子羊達...近所のおじさんおばさん、
もの好きな個人客 数十名。

仏教では念仏を唱えるように、
キリスト教では賛美歌を歌うのだなぁ。
天井が高いと、オルガンの音や賛美歌が幾重にも響いて
おごそかな雰囲気が生まれるのだなぁ。
近所に普通に居てはるような おじさんおばさんが、
賛美歌を歌ったりうつむいたりする姿は
奇跡のように清らかにみえます。

​
「キリストはバッサバッサと敵を倒せるような
    ヒーローではないが...」
「ハブられたるするようなこの暗い世相で...」
やや気になる牧師さんの言葉遣いも笑、
教会の落ち着いた白い空気に包まれていきました。


イエスが生まれる以前は、
「はい」という肯定を意味する言葉はなんだったんだろう。

聖母マリアの処女懐妊や、キリスト誕生のあらましは
おとぎ話と同じくらいメルヘンチックで、
サンタがいるかいないかというレベルのお話だと思う。

でも2015年も前の真実を確かめる術はないし、
今現在わたし達に大きな影響を及ぼしている
という事だけは明らか。


「クリスマスおめでとうございます」
という牧師さんの言葉に、なんとなく俯くことしかできなかった。
キリシタンではない、祈りの言葉も知らない異客だったけれども
キリストに思いを馳せる一夜でした。


​
******

​
その後、女子会クリパへ参加しました。
​(クリスマスパーティー)

はじめましての人ばかりでしたが、
意気投合した女の子が、おない年の同じ誕生日で
奇跡かと思いました。
一生で会えるか会えないか位なのではなかろうか‥‥

(二年後、この子とは同じシェアハウスで暮らすことになります:後日記)


丁寧に淹れて頂いたコーヒーを飲み干し、
興奮醒めやらぬ頭で、いつの間にか25日を迎えていました。
忘れられない、不思議なイブとなりました。

感謝❖
コメント

December 08th, 2015

12/9/2015

コメント

 
来年は申年ですね。
ひと足先におさる写真をどうぞ。

近所にモンキーパークがありまして。
年賀状のアイデアを得るため、そして
一年お世話になった嵐山にお別れするため
プチ登山しました。

てくてく歩くこと20分。
てっぺん付近で小さな公園を発見。
すべり台でつーっと滑っていたのはお猿...
ではなく枯葉でした。
紅葉も最期のみごろだったはずです。


頂上到着!
絶景かな絶景かな!
写真にはとても収まりきれません。
『amazing!』
後ろからやってきた外国人も、驚嘆の声を挙げていました。

お猿山は、観光客と修学旅行生と
物好きな個人客とで大賑わい。
12月とは思えない、日差しの強い小春日和でした。
まさか、ほんのり日焼けするとは...
amazing...



相変わらず、個人の回顧録で恥ずかしくなります。
でも、だいじな事もすぐ忘れてしまうザルのような頭なので。
備忘録も兼ねて、書き留めておきます。

嵐山・嵯峨野、ありがとうございました。

大虹、彩雲、オリオン座。
慣れない寒い日も、秋のお彼岸も。
小春日和には、雲ひとつない快晴で
明るい京都平野を見せてくれました。
どれも偶然かもしれないけど、
その偶然に、たしかに背中を押してもらってます。


来年申年は、しくしく・もやもやが去りますように。
願いをこめて。

猿山のてっぺんで、来年の年賀状のデザインを決めました。
赤いハート型のおしりの、立ち去るお猿の姿です。



コメント
    画像
    画像

    Archives

    12 月 2019
    7 月 2019
    2 月 2018
    9 月 2017
    6 月 2017
    4 月 2017
    3 月 2017
    11 月 2016
    10 月 2016
    8 月 2016
    4 月 2016
    12 月 2015
    11 月 2015
    10 月 2015
    9 月 2015
    7 月 2015
    6 月 2015
    5 月 2015
    4 月 2015
    3 月 2015
    2 月 2015
    1 月 2015

    Author

    皺こよみ
    *******
    昭和と平成、愛媛と京都
    少年と婆さん、絵とお習字
    それらの間で揺れ動く
    山羊座♀。

    画像
Proudly powered by Weebly