連休もらって
ジブリを見まくる
数年ぶりに『千と千尋』を見て
翁がくれる苦団子欲しいなぁ、と思った
砂金よりも 美味そうな御馳走よりも
腹の中の黒いものを 吐き出してくれる
あの苦団子
究極のデトックス薬
あれ飲んで毒抜けへんかなぁ、
と思ったり
そう、アシタカのような曇りなき眼(マナコ)に...
なんて言うと
アシタカファンに怒られそうだから
もののけ姫は
ナウシカに似ていて
突きつけられるメッセージが大きくて
ぞっとして
キュンとして
ぐっときて
心の深いところを揺さぶられるんだけど
何しろテーマが でかすぎて
小さな日常からは
なかなか変えられない
物語が終わったあとの
あの
放り出された感じ
取り残された感じ
こんなフヌケには
心の奥底に響く
大きな物語は描けないだろう。
でも
現実世界に放たれたとき
小さな日常を変えられるような
小さな物語は
描けるんじゃないか?
私のような フヌケ達へ向けた
日常に沿うた
小さな物語は 描けるんじゃないかと
描くべきものは
それじゃないかと 思ったりした
秋のインプット週間。
京都中心部のツタの絡まる家にて