筆あそび-皺こよみ-

October 03rd, 2016

8/16/2016

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伝統の生きる盆地で
憧れを見上げる


五山の送り火を炊く人々も
祇園祭に関わる人々も
気付けばそれらは当たり前にあったもので
生活の風景のひとつなんだろう

送り火の仕掛け人に加わりたい
あの鉾に乗って京都の町を見降ろしたい
しかしそれは誰でもはできない
生まれた地縁血縁に定められる

誰でも参加できるものは
価値が軽くて
品位は簡単に汚されてしまうから


生まれたときから
できる人とできない人
定められてるものがあるんだな


ざあざあ降りの中
遠く煙って見えない送り火を
見ようとしたんだけど
​残念
​

笑って 諦めるには
あとちょっと 時間がいる


意地の伝統リレーを
平地から見上げる、見守る
​
大雨の8月16日



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    皺こよみ
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    昭和と平成、愛媛と京都
    少年と婆さん、絵とお習字
    それらの間で揺れ動く
    山羊座♀。

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